あなたがこのすべての言葉をこの民に告げるとき、彼らがあなたに尋ねて、『主がわれわれにこの大きな災を宣告されるのはどうしてですか。われわれにどんな悪い所があるのですか。われわれの神、主にそむいて、われわれが犯した罪とはなんですか』と言うならば、
あなたの民が、『どうしてわれわれの神、主はこれらのすべての事をわれわれになされたのか』と言うならば、あなたは彼らに答えなければならない、『あなたがたがわたしを捨てて、自分の地で異なる神々に仕えたように、あなたがたは自分のものでない地で異邦の人に仕えるようになる』と」。
あなたが心のうちに、 『どうしてこのようなことが わたしに起ったのか』というならば、 あなたの罪が重いゆえに、 あなたの着物のすそはあげられ、 はずかしめを受けるのだ。
エフライムは言った、 「まことにわたしは富める者となった。 わたしは自分ために財宝を得た」と。 しかし彼のすべての富も その犯した罪をつぐなうことはできない。
あなたは言う、『わたしは罪がない。彼の怒りは、 決してわたしに臨むことがない』と。 あなたが『わたしは罪を犯さなかった』と 言うことによって、わたしはあなたをさばく。
あなたを植えた万軍の主は、あなたに向かって災を言い渡された。これはイスラエルの家とユダの家とが悪を行い、バアルに香をたいて、わたしを怒らせたからである」。
「どうしてあなたは、『わたしは汚れていない、 バアルに従わなかった』と言うことができようか。 谷の中でのあなたの行いを見るがよい。 あなたのしたことを知るがよい。 あなたは御しがたい若いらくだであって、 その道を行きつもどりつする。
わたしはエルサレムを荒塚とし、山犬の巣とする。 またユダの町々を荒して、住む人もない所とする」。
これは彼らが悪を行って、わたしを怒らせたことによるのである。すなわち彼らは自分も、あなたがたも、あなたがたの先祖たちも知らなかった、ほかの神々に行って、香をたき、これに仕えた。